自由を求める薬剤師

薬剤師として幸せに働くために、『仕事・お金・私生活』について考えるブログです!

嬉しい!講演の依頼が来た!!

皆さん、こんにちは!

嬉しいことに、地域の住民に向けた講演の依頼が来ました!

自分は、人前でしゃべるのは比較的得意かなぁと思ってまして、そのような依頼があったときは基本的に全て引き受けるようにしております。 特に地域住民向けの講話は大好きです。難しい話をするのではなく、薬剤師なら誰でも知っているような内容を楽しくお話ししています。

例えば、『薬は何故食後に服用することが多いのか?』ということ。

薬の多くは、食事の前後を気にせず服用できたりします。食後で処方されることが多い理由の一つに、忘れにくいタイミングにするため、ということがあります。中には食後でないと吸収率が悪くなったり、副作用のリスクになったりする薬もあるので、注意が必要です。

この情報を、ただの豆知識として終わらせるのではなく、皆さんの生活に活かして欲しいことに熱量をもってお話しします。例えば、普段2食しかご飯を食べない方、イベント控えて生活リズムが変わる方、夜勤などで食事タイミングがずれる方などには、服用中の薬によっては時間を決めて服用することで、服用のストレスを和らげることができることをお伝えしてます。薬を飲むために無理やりご飯を食べたり、ご飯が食べられないから薬を飲まない、ということを防ぎたいんです!

食後服用でなくても良い薬があるということがわかれば、あとは自分が服用している薬がどうなのかを薬剤師に聞いてもらえれば、薬剤師が責任をもって解答してくれます。当然、薬をお渡しするときに伝えることができれば良いのですが、全ての患者さんにその情報を漏れなく伝えることはかなり困難です。

ある程度経験を積んだ薬剤師は、処方箋の薬の情報をたくさん持っています。そのすべてをお伝えしようとすると、10分以上お話しすることができます。話せと言われれば、1時間話すことも可能だと思います。その知識の中で、今必要と思われる情報のみを選んでお伝えしているわけです。患者さんによっては、説明は良いから早く薬を出せという方もいらっしゃいます。

ですので、患者さんから質問をしてもらえると、薬剤師としても嬉しいはずです!少なくとも自分は嬉しいです!

 

ちょっと横道にそれましたが、そのような感じでお話をしています。

講話をすることになったけど、どんな話をしたら良いのか、、、

なんて悩んでいる薬剤師の方は、薬剤師にとって当たり前の知識を、改めてしっかり話をしてみるというのも良いかなぁなんて思います。資料も10個くらい作ると、ベースが出来上がるので作成が楽になってきますし、基礎知識を改めて勉強できて、普段の投薬にもバッチリ活かせます!

あ、なんだか資料を作りたくなってきた!!(そう思い込んで自分を奮い立たせてみる)

 

最後に、自分が常々思っている、想いを語らせてください。

薬は病気の治療のために開発されますが、最終的には皆さんの生活をより良いものにするためのツールの一つである、という認識を強く持っています。そして、薬剤師の使命は、薬を正しく渡し、正しく説明することができたかではなく、最終的に患者さんの生活をより良いものにすることができたかどうかだと思っています。

改めて自分の理想を確認したところで、講演会の資料作成に移ります!

 

皆様お付き合いありがとうございました!