自由を求める薬剤師

薬剤師として幸せに働くために、『仕事・お金・私生活』について考えるブログです!

何のために働くか? ~成功は甘い罠?~

皆さん、こんにちは。

マネーフォワードを登録したフリーマンです。ちょっとずつ、今月の目標が達成されてきました。

スタートダッシュというほどのダッシュではありませんが、マイペースで進んでおります。

 

 

さて、今回は自分の働き方を顧みてみます。

 

今年を良い年にするために、改めて何のために働くかを考えていたら、ちょっと自分の悩みのポイントの一つを見つけた気がしたので、まとめてみました。

 

 

 

何のために働くか?

皆さんは何のために働いていますか?

働く理由は人それぞれだと思います。

お金を稼ぐため、

自己実現のため、

社会貢献のため、

勤労の義務があるから、

周りが働いているから、

一緒に働きたい人がいるから、

などなど、、、

細かく言えばたくさん理由はあるでしょう。

 

このブログでは、やりがいという言葉多く使ってきました。

やりがいを求めていくと、いつも何か壁にぶち当たります。やりがいを求めていくうちに、『あれ?なんか理想と違う。』となるんですね。

以前、仕事のやりがいお金や経営人との問題は切っても切り離せないことをお話ししました。

 

juggred.hatenablog.com

 

juggred.hatenablog.com

 

juggred.hatenablog.com

 

でも、それ以外の理由が潜んでいたことに気づいてしまいました。

それは、承認欲求です。

仕事をする大きな理由の一つに、実は承認欲求があることに気づいていませんでした。

成功(ここでは成果を出すこととします)したときに、人から認めてもらえるあの感じって、ドパミンでますよね。

 

 

 

フリーマンの以前の思考回路

フリーマンは、以前から下のような流れを作ることで、自分も周りも成長すると考え、これを推奨して働いていました。

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① 何か仕事で成果をあげる(成功と定義)

② 周囲から認められる(期待値も上がる)

③ 嬉しくてさらに頑張る(期待に応えるために頑張る)

④ ①に戻る

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この流れにおいて、③の部分に注目してみたいと思います。

人に期待に応える、ということがメインになると、自分が何をしたかったか、どうありたかったか、を見失う危険性があると思いませんか?

フリーマンはもともと自由を感じることにエクスタシーを感じタイプです。たくさんの人と出会い、認めてもらえている状態よりも、やりたいことをやりたい時間にできるという状態の方が好きなんですね。(孤独が好きなわけではないので、家族と大切な人たちのためには頑張るし、基本的に人には優しくありたいと思っています。)

そう考えると、フリーマンのような思考の場合、③嬉しくてさらに頑張る、の部分は、③やりたいことがやれているから引き続き頑張る、である方が幸せになれそうじゃないですか?

 

 

自分が陥りそうになった悪い例

実際にフリーマンの過去の出来事を振り返ると、以下のような時期がありました。

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頼ってくれた患者さんの力になりたくて、業務の一環として在宅医療に力を入れる。

②在宅をする薬局が少なかったので、良い意味で目立つ。依頼が来るようになる。

③周りに、在宅医療が好き・得意な薬剤師というイメージがつく。

④頼られることに喜びを感じて、期待に応えるよう努力する。

⑤在宅関連の仕事が増えていく。私生活の時間が減る。

⑥家事や育児がひどく面倒に感じる。

⑦あれ?幸せって何だっけ?と思う。

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非常にザックリ書きましたが、フリーマンが思う、間違えたポイントは3つ。

〇本来やりたかったことは在宅医療だけではない。

〇患者さんの声よりも、医療・介護従事者の声が気になってしまう。

〇家族という大切な存在を邪魔と思ってしまう瞬間が生まれてしまった。

 

要するに、すごいって褒められることを優先しちゃった、ってことですね。

(そんなつもりは当然ありませんでしたが、、、)

 

 

自分の理想の人間像

仕事の話なると、すぐに理想の薬剤師像ばかりイメージしていましたが、本当はその前に理想の人間像を描くべきではないでしょうか?

今の状況で、自分の理想の人間像をイメージしてみると、

・笑っている

・子供たちと楽しく遊んでいる

・子供たちとともに学んでいる

・嫁と変わらぬ関係でいる

・以前と変わらないアホな仲間がいる

・信頼できる仕事仲間がいる

・パパ友や隣近所と付き合いがある

・自分の得意な分野で社会や地域に貢献したい

というイメージでしょうか。

思いのほか、うまくイメージが出来ませんでしたが、今回伝えたいことは、働くということは人生の一部であり、全てではないってことです。

働くことの成功を重ねていくうちに、人生の成功(幸せ)から遠ざからないように気を付けるべきってことですね。

 

 

成功は甘い罠?

成功をすればするほど、周りの評価は上がり、その期待に応えなければと思います。

フリーマンもそうでした。というか、きっと今もそうなのでしょう。

週4回の勤務にしようと思ったとき、『仕事を生きがいにしている人から見て、自分はどう思われるのだろうか?』という気持ちがありました。『純粋にガッカリされたくない』という気持ちがあったのかもしれません。承認欲求ですね。

今まで積み上げてきた信頼を失うかも、、、、

そんな風にダイレクトに考えていませんでしたが、心の奥にこの感情があったのでしょう!

でも、ちゃんと考えて、自分の考えに嘘をつかず、信頼する人たちと相談して作り上げた答えを進んだのであれば、信頼を失ってもしょうがないですね!だって、周りに評価されるよりも、自由の方がエクスタシーを感じるのだから!

 

最後に、私の好きな漫画のとあるセリフを一部引用(アレンジ)します。

何にも縛られなかった天才が、大きな暴力団の組長に言うセリフです。

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「成功」はなかなかの曲者。

「成功」を積み上げていくと、「輝き」ではなく「枷」になる。

「成功」が成功をし続ける人生を要求してくる。

「成功」ってやつは人を自由にしないんだ。

大物らしく振舞うことを要求してくる。

さぞや窮屈だろうぜ。

我慢しているはずだ。相当。

ありのままの自分がどこにもねぇじゃねぇか。

金や家来をいくら持ってようと、そんなもん俺は毛ほども羨ましくねぇ。

みすぼらしい人生だ。

生きているといえるのか?お前。それで。

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だいぶ端折ってアレンジしてしまいましたが、このセリフはフリーマンには炸裂しました。

この考えを肯定しているのではなく、こういう考え方があるのかという衝撃ですよね。

 

 

 

ということで、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

よくよく考えれば、フリーマンは大したことやっていないので、やりたいことをやっていきます!

今回の記事が、皆さんの人生に良い影響を与えることができたら嬉しいです。

 

それでは、良い時間をお過ごしください!!!