症例発表を終えて思うこと① ~興味があるのは、勉強でなくて患者さん~
皆さん、こんばんは。
久しぶりの症例発表が終わって一息ついているフリーマンです。
先日、多職種の集まる研究会での症例発表があったのですが、久しぶりに声が震える緊張感を味わいました。人前で話すのは好きですが、ご高名な医師の方々の前でお話しするのは本当に疲れます。
実際の研究会では、
・鋭い指摘に、「そういう観点が抜けていた!」と感じたり、
・研修会終了後に、いろいろな研修会のお誘いを頂いたり、
・困ったときは、フリーマンさんの薬局に相談しますとお言葉を頂いたり、
様々な経験をさせていただき、
『これからも勉強をしなくては、、、』
と思う一方で、
そもそも今回の症例発表は、依頼があって受けたものなので、そんなにその分野に凄まじく興味があるわけではないのでした。今回、初めて参加した研究会でしたしね。
自分は、講演会や発表会などに関しては、『お願いされたら断らない』スタイルのため、今回もいつも通り引き受けました。人前で発表をするためには、その周辺の知識をしっかりインプットしてから、アウトプットまでする必要があるので、とても勉強になります。自分が今後強みとしていきたい方向性を考えても、基本的にやるべきだと思っています。
しかしながら、この手の勉強会に出たときに必ず思うことがあります。
『オレ、そんなに勉強好きではないんだよなぁ、、、、』
研究会の場で、これは絶対に言えない雰囲気なので言いませんが、内心思っていたりします。
でも、頑張って勉強をする時があるんです。
それは、目の前の患者さんが困っているときです。
その時は、本当に勉強会に出たくなるんです!自分であれこれ調べるよりも、すでに経験されている先生方の意見やアドバイスの方が有用であると思っています。(当然自分でも調べますよ。)
優しい先生方は、研修会の後に、こっそりと『こんなことで困っているんです!どうしたら良いですか?』と質問をしに行くと、必ず答えてくれます。(研修会中の質問は緊張してあまり得意でない。)漠然とした質問は良くないですが、ぶちあっている壁が何かわかるように伝えれば、経験上、まず間違いなくアドバイスがもらえると思います。
その時に、『この人はこの分野に興味があるのだろう!』
と思っていただいて、色々とお誘いを頂き、いろんなつながりが生まれていきます。
ここで、私の場合は問題が起きます(;´Д`)
自分は、その患者さんに興味があるわけで、その領域に興味があるわけではないんです。
これが本当に困ったところです。
その患者さんのとの関りがなくなると、その領域については、自分としては一区切りついてしまうんです。そして、別の患者さんたちの困っている領域の知識を求め始めます。
しかし、その領域の先生方に大変お世話になったので、答えないわけにはいかないと思うと、お互いにとってアンバランスな関係ができてきます。そして、しれーっとフェイドアウトしていくこともあります。ただ、今後もまたその分野で困ることもあると思うので、上手にやらねばいけないなぁと、今ブログを書きながら思っています。。。
狭い世界なので、一緒に仕事をする機会ができたときに、なるべく気持ちよく仕事をしたいですからね、、、
本当はいろんな領域の学会に出れば良いのでしょうが、家族の時間やメインの仕事の時間もあるので、どうしてもそちら優先になってしまうんです。
『うーーーーん、勉強しないと、、、、』(最初に戻る)
の無限ループ。
さて、自分の思いをツラツラと書いていると、あっと言う間にこんな時間。
明日から仕事も始まるし、今週末の資料も作らねば(・_・;)
ということで、今回もう一つ思ったことがあるのですが、そちらはまた次回。
皆様、本日もお読みいただき、誠にありがとうございました!