自由を求める薬剤師

薬剤師として幸せに働くために、『仕事・お金・私生活』について考えるブログです!

レイノスという会社からヘッドハンティングされてみた

皆さん、こんばんは。

久しぶりの連続投稿です!

先輩薬剤師からブログを更新しろと要望があったので頑張ります(笑)

 

先日、レイノスという会社にヘッドハンティングされてみたので、その話を載せてみたいと思います。

 

ヘッドハンティングに至るまでの流れ

最初は、職場にトスワークという会社から電話があり、最近転職エージェントに興味があった自分は、お話聞いても良いですと回答。ネットでトスワークについて調べてみると、結構営業がしつこいとのこと。圧倒的に変な会社でもなさそうなので、虎穴に入らずんば虎子を得ず、ということであまり難しく考えずアポを取りました。

アポを取るときもグイグイくるし、電話も多くて着信拒否しようかと思ったのですが、その都度違う番号からかけてくるので、その徹底ぶりに逆に頭が下がりました(悪い意味で)。

トスワークという会社は、レイノスという別の人材紹介会社へのつなぎをする会社で、打ち合わせ的なものはレイノスの社員さんとZoomで行うことになりました。

 

ヘッドハンティング当日の内容

当日、zoomに入ると、勝手に録画される設定になっていたため、メールで抗議。録画は品質向上のために必須設定という、顧客にとってはどうでもよい理由で不可とのことで、画面はオフで対応することに。

最初は、アイスブレイクでこちらから少し話を。相手からも話を振られたのですが、どうやらフリーマンが勤務する薬局と別の薬局の話をしていたので、「それ違います」と一言。ネット上では、エージェントの能力は高いと口コミもあったので期待してみたのですが、ちょっと残念なスタート。

続いて、レイノスの会社概要についてお話がありました。ネットで調べた通りのことでしたので、特に思うこともなく。

レイノスという会社は、転職支援ではなく、ヘッドハンティングが主たる業務ということで、クライアントから依頼を受けて、その人物像に当てはまりそうな人材を調べ上げるとのこと。

ということで、いきなり同意書にサインをするよう言われ、すぐさまクライアントの紹介をされました。流石、業界No.1の紹介実績を持つ会社。こっちの都合などおかまいなく勧めてきます。フリーマンはバッサリ断ることができるので、しっかりお断りさせていただきました。

最後に、店舗の処方箋枚数や、どこの門前か、在宅をやっているか、今の収入はどれくらいか、どんな経歴かを聞かれます。今後同じことを聞かないようとのことだったのですが、すでに一度話したことを聞かれました。しかも、処方箋枚数とか、門前とか、ネットで調べればあっと言う間に手に入れられる情報なので、ネットで調べてくださいと回答。年収も業界平均と回答。

だいたいそんな感じで1時間程度のお話でした。

 

③今回の不満なところ

ヘッドハンティングが主たる業務ということで、コンサルタントの質が高いという書き込みも多くあったので期待していたのですが、思ったほどではありませんでした。あんまりフリーマンに力をいれていなかったのか、たまたまはずれエージェントだったのか。

同じことを2回聞かれたり、下調べでわかるようなレベルのことを聞かれたり。自分で言うのもなんですが、「フリーマンの本名+薬剤師」とかでGoogle先生に調べてもらうと、それなりの情報は出てくるんです。本当に興味があるのであれば、それくらいはやってきそうな気がしますけど、どうなんでしょうか。

成績を上げたいがゆえに、転職にもっていこうという感じも強いです。これは事前の噂通りですね。相手の価値観を知ってから話を進めるという、ターミナルケアでは当たり前に行っている手順を、ガン無視してきます。「年収1,000万を目指すのであれば、マネジメント能力は必須ですよ!」というので、別に年収1,000万は目指していないと返答したのですが、価値観の相違を埋めることができませんでした。

また、薬剤師以外の転職も多く扱っているため、薬剤師業界特有の話には少しついてこれていない印象でした。

 

④今回良かったところ

交渉する能力というのは、交渉して初めて身に付きます。教科書を勉強しても、能書きを垂れても、全く上昇しません。その意味で、他人と押し引きを楽しむ経験ができたということは良かったなぁと思います。

言いたくないことを上手に濁す。相手のペースからこっちのペースへ切り替える。自分の知りたい情報を引き出す。そういった経験をするにはうってつけの場だったと思います。自分としては、もうちょっとうまくやれたなぁ、という気持ちがあるので、もう1回くらいヘッドハンティングされてみたいですね(^_^)

 

⑤薬剤師との相性

自分の市場価値を知るために話を聞いてみたのですが、どちらかというとクライアントに繋げたいためのお話が多くなってしまいました。刺激を受ける部分もありましたが、やはり医療目線の感覚は皆無でした。

「マネジメントはできますか?」という質問があったので、「どんなことができればマネジメントができていると評価されますか?」と聞いたら、自分にはちょっとわかりづらい回答が返ってきました。きっと、自分はできていないということになるのでしょう。

自分の価値がどんなもんか計ってもらいたくて、「処方単価や粗利、月の平均枚数や薬剤料、はざっくりと頭に入っていますし、損益分岐点もある程度は把握しています。就任後、門前や施設以外の地域の処方箋を約100枚増やし、地域支援体制加算により基本料ベースで年間約400万程度収益増。在宅は人脈を活かした営業で獲得してきました。就任前に赤字だった店舗を、コロナ禍や調剤報酬改定の逆境の中で黒字にしています。」とお話したのですが、具体的な数字がないと評価はできないということで、自分の評価は判定不可でした。。。

評価不可なのに、クライアントの紹介はされましたが、、、

フリーマンの考えが調剤薬局薬剤師で良くないのかもしれないですが、結構判断材料を出したつもりでもうまく伝えられなかったのは残念でした。エージェントの方は、決算書の数字は強いかもしれませんが、薬剤師の仕事をくみ取るという能力は少ないかもしれません。

今回の内容では、薬剤師との相性は良いとは言いにくい印象でしたね。

 

⑥まとめ

・急に営業で電話をしてくるトスワークという会社。個人の電話番号を教えると、鬼電してくる。

・レイノスという会社を紹介されて、ズームでミーティング。勝手に録画される。

・エージェントの雰囲気や言葉選びはしっかりしているが、商品となる可能性があるフリーマンのことは全然調べていなかった。

・個人の能力や個性の判断の前にとりあえずクライアントの紹介をしてきた。

・薬剤師業界についてはあまり詳しくはなさそうな印象。医療よりの薬剤師との相性は悪い。

・交渉する経験を得るには良い機会となる。

 

 

ということで、今回のヘッドハンティングを簡単にまとめてみました。

この後も鬼電などありましたら、続きを書きたいと思います。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!