自由を求める薬剤師

薬剤師として幸せに働くために、『仕事・お金・私生活』について考えるブログです!

薬剤師の給料ってどうなの?

皆さん、こんにちは!

 

数ある悩みを解決させる一つに、お金というのは非常に重要なツールですよね!

今回は薬剤師とお金について少しお話ししていきたいと思います。若手の薬剤師、薬学生、子供を薬剤師にしたい親御さん、お金の話が好きな方、は特に見てみてください!

 

 薬剤師の給料って高いというイメージありますよね?

実際どれくらいなのかといいますと、厚労省の資料『第22回医療経済実態調査(医療機関等調査)報告-令和元年実施』のデータでは、

薬局の一般的な薬剤師の年収は約474万円、管理薬剤師は約752万円

だそうです。

 

えっ!?管理薬剤師ってそんな高いの?

自分はそんな額に出会ったことなかったけど(゜o゜)

きっと、働き方や年齢によってかなり差が出るということなのかもしれませんね。状況にもよりますが、残業の多い職種でもありますしね。

 

また、年代別の平均年収を一部抜粋してみます。最初が男性、次が女性になります。

20~24歳  約336万円 約391万円

25~29歳  約496万円 約464万円

30~34歳  約581万円 約508万円

35~39歳  約654万円 約542万円

40~44歳  約652万円 約579万円

45~49歳  約704万円 約601万円

50~54歳  約719万円 約670万円

55~59歳  約730万円 約619万円

60~64歳  約607万円 約524万円

65~69歳  約545万円 約600万円

70歳~   約485万円 約517万円

女性と男性の差は、出産による勤務形態の変化が大きい気がしますね。同じように働けるのであれば、実際には給料格差は発生しにくい業界に思います。

年代の差は、いい時期に就職できたかどうかが重要な気がします!今若い薬剤師の皆さん、将来自分がこの年収にステップアップしていくとは思わないほうが良いかもしれません。45歳以上の世代の話を伺ったことがありますが、その時代は初任給から600万円以上というのも当たり前でした。そもそもの初任給が高かったのです。一度上げてしまった給料を下げるのは難しいですからね。調剤薬局勤務は、昇給率が低いので注意が必要しましょう。

 

同じ厚労省の『平成30年度賃金構造基本統計調査』によりますと、平均年収は約504万円になるようです。そこで、衝撃だったのが都道府県格差でした。最も高年収だったのが、栃木県の約569万円で、逆に最も低年収だったのが、大分県の約385万円でした。ちなみに、トップ5とワースト5も載せておきます。

トップ5:栃木、広島、沖縄、福島、三重

ワースト5:大分、山口、宮城、愛媛、秋田

 

あれ?都市部は安くて田舎は高いと聞いていたのに、意外な結果、、、

完全な平均なので、雇用形態の差が影響している可能性もありますが、どこで働くか悩んだときは、その県の平均年収を調べて、求人情報もチェックしてみるとおもしろいかもしれませんね。

 

最後に、年収では表されないお金のお話をしておきます。

先ほど、昇給率が低いこともお話ししましたが、それと同様に退職金にも注意が必要です。大企業はいずれもしっかりしていることが多いですが、中小企業は昇給・退職金なしというケースも珍しくありません。そのため、自分でお金を作っておく必要があると考えています。ちなみに、他にも残業代や手当などにも注意しておく必要がありますので、年収だけに騙されないようにしましょう!

 

今後、自分の頭の整理のためにも、節約や投資についてもお話ししていきたいと思います。ご興味のある方は、是非お付き合いくださいませ!