自由を求める薬剤師

薬剤師として幸せに働くために、『仕事・お金・私生活』について考えるブログです!

服薬と投資

皆さん、こんにちは。

久しぶりに日中にブログを書き始めたフリーマンです。

 

今日は、ちょっと思ったことをツラツラ書きです。

 

投資にはリスクがつきものと言いますが、これって何においても当てはまる気がしませんか?

世の中、リスクを背負わずに何かを得ることはできないですよね。

起業や転職、新店オープン、新規事業開拓、在宅医療へ挑戦、資格習得などなど、個人も会社も、何かを得るためには絶対にリスクを取る必要があります。

大切なことは、そのリスクをきちんとヘッジしておくことですよね。

 

薬に関しても考えてみましょう。

私たち薬剤師は、患者さんに対して服薬指導をしますが、その際に期待される効果と起こりうる副作用について説明します。

それらは、ガイドライン臨床試験などの客観的なデータをもとにしています。

 

経済学という学問において、投資は重要な資産形成の手段になることが証明されています。

難しい話はさておき、今までのデータから、世界経済は成長を続けるので、株式投資は長期目線では必ず右肩上がりになっています。そして、今後も人口は増え続け、テクノロジーは進化するので、その成長は続くことが予想されます。

投資は、過去のデータや未来の成長を予測することで、ギャンブルではなく、学問に分類されると思います。

 

私たち薬剤師は、様々なデータをもとに、患者さんのアドヒアランスを上げるための服薬指導をします。

心房細動を起こしている患者さんで、脳梗塞のリスクが高い患者さんにワーファリンが処方された際、「出血するのが怖いから薬飲みたくない」と言われたら、薬剤師の皆さんはどうしますか?

出血リスクを確認したうえで、ガイドライン臨床試験のデータ上、有益性が上回ることを確認できれば、『脳梗塞の予防のために、絶対に飲んでください!』と言いますよね。確かに出血のリスクはあるので、投与後にも注意する必要がありますが、「飲まない」という選択肢はないですよね。

 

きっと、投資もそうなんじゃないかなぁ、なんて思ったりします。

様々な方が、投資をした方が良いと皆に伝えているのは、学問として、過去のデータとして、今後の展望として、知識がある人から見れば「投資をしない」という選択肢はないのではないでしょうか?

当然、一時的に損するリスクや、自分たちの収入や支出のバランスの変化による投資内容の調節は必要になるでしょう。しかし、そういったリスク(薬で言えば副作用)をきちんと管理しておくことで、資産の増加というベネフィット(薬で言えば効果)を得ることができるはずです。

 

 

自分たちが知らない世界はどうしても敬遠してしまいますよね。

 

薬に対して漠然と不安がある方が、「薬は毒だから飲まない!」と発言されるのを聞いたことがあります。

1人の医療従事者として、「それは違いますよ!」と言いたくなりませんか?

 

投資についても、漠然と不安がある方が、「投資はギャンブルだからやらない!」と発言をしているの聞くとどう思いますか?

きちんと学んだうえで、投資は自分のライフスタイルに合わないからやらない、という決断をしたのであれば良いですが、知らないだけで敬遠するのはちょっともったいないですよね。

 

今後も、投資に限らず様々な新しいものに出会うと思いますが、知らずに敬遠しないように気を付けていかなければ、と改めて感じました。

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

薬も投資も、上手に使って生活の質を上げていきたいですね。

今日のお話が皆さんのお役に立てたらうれしいです。それでは、また!